導入事例
ＢＣ受発注で、社内にフィットした
“楽になる”仕組みを構築
- 大阪府堺市
- 機械器具製造業
南海金属株式会社
- 堺工場
- 製造部主任 塩谷様
- 製造課長兼生産技術課長 天満様
- 創業：
- 1953年9月1日
- 従業員数：
- 110名
- 利用開始時期：
- 2024年9月
- URL：
- http://nankai-kinzoku.co.jp/
貴社のプロフィールや特徴などを教えていただけますか？
私たちはグローバル化が進んでいるものづくり業界にあって、人が生きてゆくうえで欠く事の出来ない食物の生産を支援する農業機械等の板金部品を作っております。
創業以来歩んできた農業機械部品の製作は、今では建設機械や一般産業機械にも幅を拡げ、直接間接に社会の発展に貢献してまいりました。
ものづくりも最近は随分様変わりをしてきました。サプライチェーンのネットは世界中に張りめぐらされ、何時でも、何処でも同様な品質の物が作られる体制が着々と作られようとしています。このような産業のグローバル化やユビキタス社会の到来に応えるべく私たちは、「ものづくり世界一」を目標に掲げ、品質を進化させながら世界のフィールドに挑んでおります。農業機械や建設機械などの産業用機械など精度の高い溶接・板金部品作りを得意としております。
発注業務の課題について
従来は、仕入先の営業さんが来訪時に、各担当者が直接口頭で頼むことが多かったです。他には個別に電話・メールでの発注をしていました。しかし、この方法では月末の請求書が届くまで本部から正確な総発注状況が把握できず、発注量や使用目的が社内で共有しづらいといった課題を抱えていました。
また、現場でも注文時の伝達漏れや、品違いが発生しておりました。そのため、社内では購入申請表を紙で回付する承認フローを導入し始めていましたが、様々な担当者から一日に何度も発注依頼があり、業務は依然煩雑さを極めており、さらなる効率化が求められていました。そんな時、中西工業所様からＢＣ受発注を使ったオンライン発注の案内を受け、率直に「便利になるな」「これはちょうどいいな」と感じました。
ＢＣ受発注導入の経緯と、トライアルで使ってみた感想を教えてください。
まず担当営業さんからＢＣ受発注での発注が始まります、と案内があり、その後メールでトライアルしてみませんか？と案内が来ました。メールで案内されたURLからＢＣ受発注へログイン後は、発注する商品に数量を入れるだけなので、電話より楽でした。
最初は電話発注と併用しながらでしたが、現場の声はＢＣ受発注を使おうと一致していました。時間問わず注文が何度でも出来、こちらの言いたいことがきちんと伝わる安心感はとても大きいです。
ＢＣ受発注を導入してどのような効果がありましたか？
まず、作業効率が大幅に向上しました。発注は１日4～5回発生し、以前は全体で約 30 分かかっていましたが、現在はトータル5分以内で完了します。1回あたりの所要時間も1分未満です。迅速な発注が可能になったことで、納品までの期間短縮にもつながっています。また、商品を選択して確定するだけの運用に変わったことにより、従来の「この間頼んだアレ」といった曖昧な依頼がなくなり、発注頻度が増えているにもかかわらず、誤配送が解消されたのは大きな成果です。
活用している機能はありますか？
これまでは、他部門から見たときに「発注内容は本当に正しいのか」「誰がいつ発注したのか」といった確認作業に手間がかかっていました。BC受発注を導入したことで、すべての発注履歴をいつでも・どこからでも確認可能になりました。その結果、発注の正当性をきちんと証明できる仕組みが整いました。今では安心して発注業務を進められるようになりました。
導入してくれて、ありがとう！
ＢＣ受発注の導入により、これまで煩雑だった発注業務がスムーズに進むようになりました。発注作業の効率化が進んだ結果、以前は他社へ発注していた商品も、中西工業所様へまとめてお願いするようになりました。操作が簡単で、履歴管理もすぐ確認できるため、「本当に楽になりました。ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。
