CASE STUDIES

導入事例
人事統合システム ADPS 導入事例
株式会社読売旅行様
株式会社読売旅行様

複雑な管理をADPSでシンプルな管理に改善。
効率化だけなく、多彩なデータ抽出や帳票作成が業務品質を向上。

株式会社読売旅行は、どなたでも気軽に安心して旅を楽しんでいただく“あなたの街から”をコンセプトに地域密着型サービスをモットーとして全国で事業を展開。日本でいち早くパックツアーを提供したパイオニア企業でもある。特に旅行地を知り尽くしたベテラン添乗員の同行ツアーは定評がある。2018年にロゴマークをリニューアルした。
同社は20年以上もADPSのユーザーであり、幾度かのバージョンアップを経て現在は2015年に導入したシステムを運用している。同時期にマイナンバー管理システムも導入、複雑な人事・給与管理をサポートしている。

国内外の人気観光スポットを網羅したツアーの多彩さが特徴。

社員とパート・アルバイトの管理が別々ゆえの不便さ。

株式会社読売旅行の人事・給与管理は、旅行業特有の事情もあって複雑である。約1,400名(2018年3月現在)の従業員を擁しているが、正社員、契約社員、シニアスタッフ、パート・アルバイト従業員がおり、そのうち半数以上の800名ほどがパート・アルバイト従業員であり、国内、海外の添乗員、内勤と分かれている。

現在、国内海外の添乗員の給与は時間給計算ではあるが2年ほど前には日当制であった。しかも地域などによって細かくランク分けされており管理は煩雑であったという。総務人事部の人事課課長を務める三國谷 充氏はその背景について次のように語る。

三國谷氏「日当制から時間給に変わり体系がシンプルになった」

「弊社では正社員とパート・アルバイト従業員は給与体系が大きく異なることもあって別々のシステムで管理していました。正社員はADPSで管理していましたが、パート・アルバイトは別のシステムで行っていました。しかし、マイナンバーの施行によって連携が必要になり、マイナンバー管理システムの導入を機にパート・アルバイトもADPSで管理することにしました」。

リニューアルにあたっては他社システムも検討したが、人事部員がADPSを使い慣れていることや膨大なデータの移行にともなう作業の負荷を軽くしたいという要望、それにマイナンバーとの連携の親和性が決め手になり、ADPSに決定した。

エルタックス送信が可能になり、住民税の手続きが効率化。

リニューアルによって全従業員の人事データはADPSで管理され、他社製の勤怠システムとの連携も整えた。三國谷氏は人事部の前に情報システム部門に所属していたこともありADPS運用者としてユーザーインターフェースが分かりやすく、使いやすいという点を評価していた。またリニューアル後の使用感については、給与計算をはじめ名簿、帳票の出力も早くなったとパフォーマンスの向上を挙げた。

現状ではパート・アルバイト従業員の給与計算は別のシステムで行っている。ADPSに登録した人事データを別システムに移し、そこで給与計算を行う。そのデータをADPSに戻して社会保険の計算を行って給与明細を出しているという。三國谷氏によれば、将来は計算の一本化も実現していくとのことだ。

総務人事部人事課で主に給与、社会保険手続きを担当されている秋元希織氏はリニューアルによる効率化について、地方税手続きのシステム、エルタックス(eL TAX)の送信が可能になったことを一番に挙げた。

「住民税の手続きでは正社員のデータはADPSで管理していたのでエルタックスへの通信ができましたが、パート・アルバイトのデータはそれができなかったので紙で出力していました。結局そろえるために正社員の分も紙で出力して役所に郵送です。しかしパート・アルバイトの管理もADPSにしてからはそれが解消されました。ADPSはエルタックス用のデータを自動生成できるので全従業員のデータ送信ができるようになりました」と秋元氏は大きな改善点だと語る。

また、秋元氏はコールセンターが業務に役立っていると話す。ADPSの操作で不明な点を尋ねると、すぐに担当者が分かりやすい説明で対応してくれるとのこと。困ったときは心強いという。導入先のニーズに合わせた親切なレクチャーが良かったADPSスクールと共にサポートの充実ぶりを高く評価していただいた。

一方、三國谷氏はサポートについて人事、労務関連の改定情報の案内が便利だと話してくれた。改定情報はわざわざ確認しないと取得できないことが少なくなく、情報の取得忘れも起こりがちだ。しかし、カシオがタイムリーに情報を通知してくれるので確実に取得できる。多忙な人事部にとって頼もしいサポートだと語った。

データ抽出や帳票作成でNextCELLが力を発揮。

その他にはCSV取り込みによる利便性向上が運用現場の効率化につながっていると話す。「たとえば年末調整時、給与に添付する保険料もCSVでデータ取り込みできるようになりました。給与の摘要欄など他のデータも同じで基本的にCSVでできることはそれでやっています。人的なミスが減るのが大きい」と秋元氏は話す。

人事課では数名が給与担当しており、最初の人が手作業で正しく登録していても違う人が登録する際に間違いをするとミスが起こるが、そのリスクが低減されるようになった。

さらにADPSのアドインソフトNextCELLの効果も大きいと語った。「上司などからさまざまなデータ抽出を依頼されます。そんな時にNextCELLが力を発揮しています。人数が多い分、いろいろな抽出ができるので便利です。パート・アルバイトの分も抽出できるようになったのは助かっています」。

以前、パート・アルバイト従業員の給与を担当されていた同課の大嶋麻衣子氏もNextCELLは重宝しているという。「自分で見やすい帳票を作れるのは便利、修正もやり易い」と業務に役立っているとのことだ。

株式会社読売旅行では、組織改革を行い2018年度から新たな姿勢で事業に臨む。改革には前述の添乗員の給与規定変更のような賃金制度の見直しも含まれ、業務のシンプル化をめざし生産性の向上を図っていく。人事部の仕事は採用から研修、給与、勤怠、労務関係まで多岐にわたるが業務量は増加の傾向にある。

三國谷氏によると現状ではまだ作業に追われることも少なくないので、そこを減らしていきたいと考えている。システム化できるところはシステム化していけば業務のパフォーマンスはもっと上がるというのが同氏の考えだ。またシステムの業務フローに合わせて就業規則も簡素にしていきたいとも語った。先ずは人事、給与、勤怠各システムを一体化させるというのが当面の目標である。ADPSのさらなる貢献が期待されている。

「ADPSは操作が簡単なところが良い」と大嶋氏

所在地東京都中央区
業種旅行
従業員数619名(正社員・契約社員 2018年2月現在)
導入ソリューション人事統合システム ADPS